三河でも静岡県に近い東三河地域にだけ分布する。葉には斑紋があり、円形〜卵円形で、基部は心形。葉柄は長く、紫色を帯びる。花は低く、落ち葉に埋もれるように咲く。ヒメカンアオイやスズカカンアオイより萼筒が長い。萼筒内部の網目の隆起線は細かく、縦30個、横10個程度。雌しべ6個は雄しべより長く、突き出ている。雄しべの花糸(根元の赤い部分)が葯(雄しべの先の黄色い部分)より長いのも特徴である。葉の形、模様、萼片の長さは変化し、判別の決め手にはならない。
萼片に細毛が生えるのが判別の決め手である。
スズカカンアオイは網目の隆起線が少なく、縦10個、横3個程度。
カンアオイも少なく縦12個、横4個程度。
ヒメカンアオイは縦20個、横6個程度。